保険の知恵
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保険選びの落とし穴

保険選びの際に気をつけておきたいことをいくつかまとめてみました。


保険選びのポイント
保険選びの落とし穴
見直しのコツ
特約の見直し
具体的な見直し方法
法人の保険商品と節税


同じ内容の保険なのに保険料が違う。安い方がトクなの?
  • まったく同じ内容の商品のはずなのになぜか保険料が違うとき、だったら安い方がオトクと考えがちですが、ちょっと待ってください。それがわずかな金額の差であれば別ですが、結構差がある場合、同じに見えてもどこかが違っていると思った方がよいでしょう。
  • 例えば、医療保険で1回の入院の限度日数は同じだけれど「通算限度日数が違う」とか、解約したときの「解約返戻金率」が違っている、などなど。資料を見ただけではちょっと分かりにくいような違いがかくれている場合があります。
  • もともと、保険は損得で選ぶというよりは、必要な保障を備えるものです。本来の加入の目的を見失わないようにしましょう。
  

掛け捨てと、掛け捨てではない、どっちがよい?

「掛け捨てはお金を捨てるのだからソン」そんな考えの人も多いと思います。しかし掛け捨てではない保険は、それだけ保険料に上乗せ部分がある、ということです。もちろん、単純に足し算するわけではないですし、保険で同時に貯金ができるというメリットも大きいのですが、保険は保険、貯金は貯金、と分けて考えた方が結局はよかった、という場合も少なくはありません。

とくに保険は長期商品であることを忘れないでください。もしも、途中で解約することになった場合、中途解約の返戻金は満期金の割合に比べて削減されてしまいます。
貯蓄性を含めた保険を選ぶ場合は、長期間継続できる予算や商品を選ぶようにしましょう。



更新型(満期型)か、それとも終身型か?

「更新型」というのは、満期型商品の満期の際に、そのときの年齢の保険料に変更したうえで契約を継続する、という形の保険のことをいいます。つまり、一定期間ごとに保険料が値上がる、ということになります。それに対して、「終身型」はずっと保険料が変わりません。

更新型は途中で値段が高くなるので、悪いイメージでとらえる人もいるかもしれませんが、しかし、更新型はあとで値上がりをする分、最初は安いという仕組みになっているわけです。危険度の低い若い年齢のうちは安く済むという点では、理にかなった形態ともいえるように思います。

最近の動向を見ると、死亡保障は更新型、医療保障は終身型、という傾向があるようです。死亡保障の必要保障額は、家族構成やライフプランの変化によって変わるものですが、医療保障は年齢を重ねるほどニーズが高まる、という意味でそのような傾向があるのでしょう。

しかし、どの商品をどのタイプにするかは、おのおのの家族構成・年齢・収入などによってまったく違いますので、どちらが良い悪いという解釈ではなく、自分にふさわしいのはどちらか、というふうに考えるとよいでしょう。


保険の契約者を誰にする?

保険とは個々人の財産ですので、契約者を誰にするのかということは安易に考えずに、同じ家族内であっても名義を明確に分けた方が無難です。
保険契約者とは、保険料を支払う人のことを意味しているので、その契約の所有者ということになります。そして、途中解約や貸し付けなどの決定権も契約者にあります。その点を知っておく必要があります。


家族型商品や割り引きに関係する場合もありますので一概にはいえませんが、基本的には「自分の保険は自分で入る」という方法が理想的といえます。


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