定期付終身保険は、終身保険に定期保険を特約として付加した組合せ商品です。
定期保険特約の保険期間のタイプには、「全期型」と「更新型」の2つがあります。
定期保険特約を付加することができる期間は、終身保険部分の保険料の払込期間が一定期間または一定年齢で満了するタイプの場合は保険料払込期間満了時まで、保険料の払込期間が終身にわたるタイプの場合は契約時に定める一定年齢に達するまで、となります。(終身保険の保険料払込期間のタイプについては「終身保険」の項、参照)
この「付加することができる期間」において定期保険特約の保険期間をどう設定するかにより次の2つのタイプがあります。
(1)全期型
定期保険特約を付加することができる期間の全期間を保険期間とするタイプです。
全期間にわたり保険料は一定です。。
(2)更新型
定期保険特約の保険期間が10年や15年など、定期保険特約を付加することができる期間よりも短く設定されているタイプです。保険期間が満了したらその時の健康状態に関係なく定期保険特約を更新することができます。更新時にはその時の年齢や保険料率で新たに保険料が計算されますので、通常は保険料が高くなります。なお、その時の状況に応じて、保険金額を減額して更新したり、または更新しなかったりすることもできます。。
<その他>
付加する定期保険特約の死亡・高度障害保険金の形態には、「一時金タイプ」と「年金タイプ」があります。また、保険金額の変動により「定額型」、「逓増型」、「逓減型」があります。(「定期保険」の項、参照)
※「年金タイプ」の定期保険特約を付加する場合は、一般的には収入(生活)保障特約付終身保険という名称で販売されています。
定期保険特約が付加されている期間は高額の死亡・高度障害保障が、定期保険特約の付加期間が満了した後は終身保険部分による一生涯の死亡・高度障害保障があります。
定期付終身保険に生存給付金付定期保険や特定疾病保障保険を組み合わせたり、各種の医療特約や介護特約を付加することにより、保障の幅を広げることができます。
※付加できる特約は、生命保険会社によって異なります。
保険料払込期間満了(終身払込タイプの場合は、所定の金額を払い込むことにより保険料払込満了状態にすることができる)時に終身保険部分について保障内容を変更できます。
@こどもが小さいご家庭の大黒柱など、一定期間に高額保障が必要な方(更新型)
Aサラリーマン
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